怪しい人に出会ったら~不審者対応訓練~

4月15日(木)に,安全な生活を守る訓練をしました。種子島警察署から2名の講師をお招きして実施しました。

日頃学校に登校するルートに合わせて,子供たちを3つのグループに分けました。

不審者役の警察官が,「お菓子買ってあげるよ。」「お母さんが具合が悪い。お母さんの所に一緒に行こう。」等それぞれシチュエーションを変えながら,子供たちに巧みに声をかけていきます。

子供たちは,「要りません。」「助けて~。」等声を出し,防犯ブザーを引っ張りながら,不審者と距離を取って逃げた後で,子供110番の家に見立てた所に駆け込んで状況を説明することもしました。

不審者の人数,着ていた洋服(色や模様)や持ち物,身長,体型,顔の特徴等,回を重ねる度に不審者の細部まで伝えることができるようになりました。

車については,ナンバープレートや車種,車の色(屋根の色)等も分かっていたらパトカーで該当する車を探すときに助かるというお話もしていただきました。

また,車の進行方向とは逆の方向に走るとか,車に引きずり込まれないように,ドアの近くで話をしないということも教わりました。

最後に「いかのおすし」の確認。

警察官だと分かっていても,声をかけられるとドキッとた表情をする子供もいました。

人数がある程度いたら対応もしやすいのでしょうが,不審者が声をかけるのはそういうときばかりではありません。

日頃からの備えが大切ですね。