救急救命学習会

例年この時期に救命救急講習会を行っています。

しかし,新型コロナウィルス感染拡大防止のため,今年度は講師も道具の借用もできなくなりました。

でも,水泳学習が始まることや海水浴のシーズンとなることから,職員と保護者参加の学習会として実施しました。

教頭先生から救助の仕方について説明。資料を見ながら,新型コロナウィルスの感染防止対策を考慮しながらの救助の仕方について学びました。

AEDの設置場所や,中に入っている物についても本物のAEDを開けて確認しました。

その後,救助の仕方を交代で確認します。

人形の代わりに跳び箱を使っての練習。垂直に押せているか,肘は曲がっていないかなど互いに確認し合いました。

最後は,AEDを使用した経験や救助の場に立ち会った経験がないか意見交換。

溺れている人を助けるときのポイントや,離岸流などで沖に流されたときの対処法などについて経験した方から話を聞きました。

実際に起きないことを願うばかりですが,昨年度全国で16人もの子供の命が水難事故によって奪われていることを考えると,日頃の心がけの大切さを改めて思います。

水辺では子供から絶対に目を離さない,遊泳禁止の場所では絶対に水に入らないなど,ルールを守って楽しめたらいいですね。