メディア機器とのつきあい方について考える

12月6日(月)の午後から親子メディア教室と学校保健委員会を開催しました。

講師は,戸髙成人先生です。

ネットポリス鹿児島の理事長であり,現在は子どものネットリスク教育研究会の参与として県内の小学校・中学校・高等学校で情報モラル教育の講師をされたり,行動嗜癖から生徒の心と体を守るための講話を実施したりされている先生です。

親子メディア教室では,情報機器を長時間利用することで,私たちの健康にどのような悪影響が出るのかを話していただきました。自己管理能力を身に付けさせることの重要性を繰り返し話されました。

学校保健委員会では,さらに踏み込んで様々な画像や統計データを基に脳の機能低下が進むとどのような健康被害が出るのかと言うことについて説明していただきました。

写真は,メディア機器を使っているときと作文を書いているときとで,脳の活動の様子を比較したものです。

夜間のメディア機器の長時間利用が脳の機能低下をまねき,脳の司令塔と言われる前頭前野を休ませないことで,問題行動を起こしてしまうケースや発達の遅れ,子どもの体にまで影響が出るということも知りました。

家庭でのルールの見直しはもちろんですが,まずは大人が情報機器を適切に利用できるようにならなければいけないと思いました。