性に関する指導(中学年)

5時間目は,3・4年生の「性に関する指導」を行いました。

3・4年生のテーマは,「誕生の様子を知ろう」でした。

子供たちは,事前に家族にインタビューを行い,自分が生まれたときの様子について調べていました。

・ ぼくが生まれた日は,朝からすごい雪が降っていたそうで,パパが病院に来るのが大変だったけど,間に合ってぼくを抱っこしてうれしそうにしていたそうです。

・ ぼくは,なかなか生まれてこなかったけど,生まれてきたときお母さんは泣いて喜んだそうです。

皆さんが生まれてきてくれたことを,お母さんやお父さん,家族のみんなも大変喜んだんですね。

「では,赤ちゃんって,どうやってできるのでしょうか。」先生が子供たちに聞きました。

子供たちは,みんな首をかしげていました。

先生が,「精子」と「卵子」のことを教えてくれました。

「精子はお父さんがもっていて,卵子はお母さんがもっているんだよ。そして,その精子と卵子が一緒になって小さな卵になります。これが赤ちゃんの始まりです。」

それから,先生は,「あなたが生まれるまで」という絵本を読んでくれました。

点のように小さかった赤ちゃんの卵が,お母さんのおなかの中で成長していく様子を知りました。

これは,赤ちゃんの人形です。人形ですが,皆さんが生まれてきたときと大体同じ体重です。抱っこしてみたいですか。頭が落ちないように大事に抱っこしてみましょう。

小さいけど,重たいですよね! 命の重みですね。

あなたたちも,このぐらいの大きさのときお母さんのおなかの中にいて,そして生まれてきたんだね。

最後に,授業を振り返り感想を交流しました。

・命は大切だなと思いました。赤ちゃんをもってみて,お母さんはきっとおなかが重くて歩くのが大変だったろうなと思いました。

・この学習を振り返って,お母さんとお父さんの大切さが分かりました。人の命と自分の命は比べるものではないと,あらためて思いました。