全校朝会にて

今回は,校長先生が3つのお話をしました。

1 皆既月食

  →見えるといいなと期待しましたが,雲が厚くて観測できず。残念!

2 学校の昔の写真

  先日,集落支援員の馬場先生が,1枚の写真を持て来てくださいました。

1964年(昭和39年),東京オリンピックが開催された年に撮影された上西小学校の航空写真です。

校舎が木造だったり,体育館がなかったり,トラックの中に末や栴檀の木があったり・・・。

子供たちは段々前に出てきて,写真に見入っていました。

3 メディア使用のルールについて

 本校では,放課後の時間の使い方を子供たちが毎日自分で考えて計画を立てています。そのことと関連させながら,自分で決めたゲームの時間が守れない男の子の話をしました。

 身に覚えがあるのか,下を向いている子供もいました。

 ゲーム等だらだらし続けるのは良くないと分かっていても中々止められない,でも親でも先生でもなく子供たち自身が考えて,自分で止めることができるようにならなければいけません。

 タブレット端末も整備され,メディアとの正しいつきあい方が今後重要になってきます。しっかりと向き合って親子で考えてほしいと思います。

命を守る授業 ~避難訓練(地震)~

年々地震や風水害等の被害が多くなっています。

南海トラフ地震や種子島東方沖地震等が発生してしまうと,上西校区にも津波がくるかもしれないということで,昨年度から伊勢神社駐車場に避難する練習をしています。

今年度は,緊急地震速報や地震の際の音源を放送し,停電も起きているという想定で実施しました。消防署の方に講師のお願いをしていましたが,新型コロナウィルス感染拡大防止のため学校独自で実施しました。

伊勢神社に行く途中,危険なところはないか確認しながら歩いて行きました。

のり面が崩れていないか,樹木が倒れそうな所はないか確認すると,「ここは危険かもしれない。」というところが何カ所かありました。

伊勢神社駐車場では,今年西之表市から配布された防災マップを見ながら,上西校区の状況を確認しました。

配布されていることを知らない子供も多く,紹介して良かったと思いました。

帰りは,伊勢神社の石階段を使いました。

この後,各家庭では防災会議を実施してもらい,家族で気をつけることなどを確認してもらいます。

「災害は忘れた頃にやってくる。」

日頃からの備えが大事ですね。

 

救急救命学習会

例年この時期に救命救急講習会を行っています。

しかし,新型コロナウィルス感染拡大防止のため,今年度は講師も道具の借用もできなくなりました。

でも,水泳学習が始まることや海水浴のシーズンとなることから,職員と保護者参加の学習会として実施しました。

教頭先生から救助の仕方について説明。資料を見ながら,新型コロナウィルスの感染防止対策を考慮しながらの救助の仕方について学びました。

AEDの設置場所や,中に入っている物についても本物のAEDを開けて確認しました。

その後,救助の仕方を交代で確認します。

人形の代わりに跳び箱を使っての練習。垂直に押せているか,肘は曲がっていないかなど互いに確認し合いました。

最後は,AEDを使用した経験や救助の場に立ち会った経験がないか意見交換。

溺れている人を助けるときのポイントや,離岸流などで沖に流されたときの対処法などについて経験した方から話を聞きました。

実際に起きないことを願うばかりですが,昨年度全国で16人もの子供の命が水難事故によって奪われていることを考えると,日頃の心がけの大切さを改めて思います。

水辺では子供から絶対に目を離さない,遊泳禁止の場所では絶対に水に入らないなど,ルールを守って楽しめたらいいですね。

 

 

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