「たんぽぽ」読み聞かせ

 18日(木)の5校時に,読み聞かせグループ「たんぽぽ」の皆さんによる読み聞かせ会が行われました。

 まずは,紙芝居を使った読み聞かせがありました。「蛇の四郎丸」というタイトルのお話です。種子島に古くから伝わるお話だそうで,方言を交えた優しい語りで子供たちも物語の世界に引き込まれていました。後ろに座っている子供たちにも見やすいように紙芝居の絵をスクリーンに映し出す配慮もしていただきました。

 

 次は,パネルシアターです。「おばけマンション」というなんだか怖そうなタイトルですが,怖さあり笑いありの楽しいお話を盛りだくさんの工夫で表現していただきました。

 この日のために,道具を作成したりお仕事の合間をぬって練習したりしてくださいました。子供たちもとっても楽しかったようです。ありがとうございました。

創立記念講演会~逆境を生かす~

 11月19日(金),創立記念講演会が行われました。

 本校は11月15日で創立143年を迎えました。その記念として,本校の卒業生である田屋さんを講師にお迎えし,お話を頂きました。

 田屋さんは小学生の頃,不慮の事故により左足を切断せざるを得なくなりました。

 中学生の頃に高跳びに出会い,たゆまぬ努力を重ねて全国身体障害者スポーツ大会やパラリンピックに出場されました。

 義足やメダルも持参いただき,実際に子供たちに触らせて思い思いの感想を述べていました。義足にはなんとマイクロコンピューターがついており,動きに応じた制御がなされるようです。

 そして,高跳びの実演をしていただきました。義足を取り,”ケンケン”で助走をつけて跳びました。練習では跳べなかった125cmの高さも,今日は見事飛ぶことができました。子供たちも,間近で見る先輩のチャレンジに歓声があがりました。

 高跳びのほかにも,”ケンケン”で子供たちと競争したり,逆立ちを披露してくださいました。

 最後に,子供たちに向けて「人を見かけで判断しないこと」と「夢をもつこと」の大切さを教えてくださいました。田屋さんは小さいころから3つの夢をもっていたそうです。その夢の1つが「オリンピックに出ること」だったそうです。

 どんなときも,どんな状況であっても夢に向かって努力を重ねる先輩の姿を見て,子供たちも何か響いたものがあるのではないでしょうか。いろいろと理由をつけておざなりにしたりあきらめるのではなく,置かれた境遇の中でベストを尽くすことの素晴らしさを言葉で,そして体で語ってくださいました。

 本日はありがとうございました。

大きなあこうの木の下で

 11月16日(火)の昼休み,全校児童で写真撮影をしました。天気にも恵まれ,笑顔いっぱいの写真を撮影することができました。

 とってもいい写真だったので,加工して言葉を入れてみました。

 「人の子も わが子も同じ 現和の子」

 この言葉が,いつも君たちを見守ってくれています。

学習発表会

 しばらくの間ブログの更新が途切れてしまいました。

 11月13日(土)に行われた学習発表会の様子をお届けします。

 感染症対策のため昨年度に引き続き,教室で発表を行う学年と体育館で発表を行う学年に分かれての実施となりました。


◎ 1年生「おむすびころりん~ねずみたちのコンサート~」

 元気いっぱいの歌声や自己紹介,鍵盤ハーモニカ演奏,おむすびころりんのお話など,1年生らしくかわいらしいコンサートとなりました。

◎ 2年生「お手紙~かえるさんたちと2年生~」

 「がまくんとかえるくん」の朗読や鍵盤ハーモニカの演奏,かけ算九九の暗唱をしました。保護者や地域の方も見ている中でしたが,はきはきと発表している姿が印象的でした。

◎ 3・4年生「Who are you?」

 たくさんの動物たちが,英語で自己紹介をしていました。それぞれの動物の特徴をとらえた動きが良かったです。リコーダーでもののけ姫を演奏しました。難しい高音もきれいに出ていました。

◎ 5年生「生きているということ」

 冒頭,「生きているということ」から始まる有名な詩を朗読しました。力強い朗読に心打たれました。振り付きの「ロックマイソウル」,迫力の演技で場を和ませた「大造じいさんとガン」,社会科で学んだSDGsについての発表もありました。

◎ 6年生「歴史にドキリ」

 突然起こった地震でなぜか過去にタイムスリップしてしまった2人の前に,たくさんの偉人たちが出てきます。それぞれの性格や時代背景など特徴を捉え,偉人になりきっていました。また,将来の夢も発表しました。


 いかがだったでしょうか。保護者の方だけでなく,地域の方にもたくさんお越しいただきました。成長した姿を見ていただき,ありがとうございました。