研究授業と授業研究

共通テーマを元にした教科別研修(その1:国語科1)

校内研修のテーマ研修は,一学期から同テーマで行っています。一学期は,道徳科を中心とし,7月以降は,国語科・算数科・音楽科・体育科の4教科で実践研究に取り組んでいます。共通テーマは,「確かな自分の考えをもち,意見を交流して学び合う子供の育成」です。7月までは,全学級で道徳の授業づくりを通して,テーマを追求してきました。現在は、その成果と課題を引き続き日頃の授業で実践研究に取り組みつつ,各先生方の専門性をさらに高めることをねらい、教科ユニットで,研究実践に取り組んでいます。

本日は,教科別研修の一日目国語科でした。授業づくりや授業研究には全員で取り組んでいるため,相互研修でもあります。昨年度までの研究実践を生かした本日の1年生の授業も見応えがありました。

授業の様子

くじらぐもの学習でした。1年生は,どうしてくじらぐもは(一緒に)たいそうをしたのだろうか。問いの答えを考えていました。その際,本文を読んで,書いてある文章を根拠に自分の考えをまとめることができました。

ワークシートの本文に線を引いたり,それを根拠に自分の考えを書いたり,小黒板に考えをまとめ,友達と伝え合ったりと,とてもしっかり学習ができました。1年生の子供たちにしっかり国語科の学び方が定着しているのだとあらためて実感しました。

授業研究の様子

授業研究では,ファシリテーター役の先生の進行により,参加者がそれぞれ自分の考えを伝え合い,①考えをもたせる働きかけ②学び合いを充実させる手立てについて研修を深めることができました。

指導助言の西之表市教委の先生からは,①授業づくりのプロセス②子供の学びの様子も含めた授業の展開について③全員参加型の研修の在り方やその効果などについてご指導いただき,今後の実践研修の弾み付けることができました。

次回は,4年生の算数(10月27日)の予定です。

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