今日は,大変珍しい授業がありました。
5・6年生が,福岡県の太宰府にある九州国立博物館とオンラインで学習会を行いました。
現在,九州国立博物館では,特集展示「種子島~風と波が育んだ歴史~」という文化交流展示室を開催しているそうです。博物館と学校をオンラインでつなぎ,子供たちと一緒に種子島のことについてもっと学ぼう,という学習会でした。
まず,種子島銃や種子島家譜,丸木舟などについて子供たちが調べてきたことを発表しました。
発表した子供たちは,昨年度,鉄砲館の勉強会に参加し,キッズコンシェルジュに選ばれた子供たちです。
キッズコンシェルジュの発表に続き,博物館の方から更に詳しい説明もありました。
小学生にはレベルの高い内容だと思いましたが,さすがよく調べているコンシェルジュたちです。博物館の方の話にもよく集中し,一生懸命メモをとっていました。
次は,質問コーナーでした。子供たちから博物館の方へいろいろと質問をしてみました。
「種子島象とマンモスの違い」について,「種子島銃の制作目的」についてなど,なかなか意味深い質問が出てきました。
博物館の方々も一生懸命,子供たちの質問に応えてくれました。
国立博物館とオンラインでつながりながら,これまで以上に種子島のことについて考えたり,知ったりする時間となりました。子供たちも,種子島のことをもっと知りたいなと思ったかもしれません。種子島のことをもっと好きになったかもしれません。
子供たちにとって本当に貴重な学習会となりました。
九州国立博物館の皆様,本当にありがとうございました。