郷土に根ざした教育を推進することを目指して,職員研修で郷土教育について監修しました。講師は,集落支援員の馬場信一先生です。
昨年度は,上西校区全体の史跡巡りをしました。今年度は,テーマを絞っていただきました。
テーマ1:上西はどのような役割を持っていたのか。
大広野神社で発見された銅鏡の話や,天道祭でのろしをあげていたこと,
横山集落のお米を天皇に献上していたこと 等々
の話から,社会的な地位を持つ人々の集団であり,国防を司る狼煙の制度を引き継ぐ役割を担っていた。というお話をうかがった後,現地に行きました。
テーマ2:横山盆踊りについて
横山盆踊りが生まれた背景について,馬場先生が書いた作品を紙芝居にしたものを見ながら学び,現地でさらに学びを深めました。
比志島国隆と阿久根千代女の悲恋物語を悲しんだ上西校区の方が二人の霊をなぐさめるために行っていること,毎年7月の第2日曜日の夜に実施していることを学びました。
今年は,新型コロナウィルスの感染防止ということで中止でした。今年は二人の没後393年目にあたるそうです。
上西校区の歴史に触れる貴重な時間となりました。