豆菓子作りに挑戦

12月14日(水)に,3・4年生が総合的な学習の一環で落花生を用いた豆菓子作りに挑戦しました。

この落花生は,3・4年生が地域で農業を営む長野正育さんにご指導いただき秋に収穫したものになります。

その落花生を使って,今回は学校に隣接するきぼう館種子島の皆様の協力の下,豆菓子作りに挑戦できることになりました。

まずは,代表の方から,「きぼう館」がどのような方々に利用していただいているのか説明していただき,それから,豆菓子作りの工程を教えていただきました。

さあ,着替えをして準備ができたら作業開始です。子供たちもみんなわくわくしています。

まず,落花生の皮を剥く作業でした。

子供たちが収穫し,洗ってから乾燥させた落花生をトレーに分けました。子供たちの収穫した落花生は約3㎏ほどありました。

その落花生を一つずつ丁寧に殻を剥いていきます。

この作業は,想像以上に大変な作業でした。殻は固く手が痛くなりました。

子供たちの落花生は約3㎏ですが,きぼう館の皆さんは何百㎏もの落花生の殻を全部手作業で剥くと知って驚かされました。

次は,豆を炒る作業でした。

皮などのカスを取り除き,正確に1㎏ずつに分けました。

それから,塩を量り入れ,鍋に移してから炒っていきました。

これは,火を扱う難しい作業でしたので,きぼう館のプロの技術を見守りました。

炒っていくと,少しずつ色が変わり,とても香ばしくて美味しそうな匂いがしてきました。

しばらく置いて粗熱をとったら・・・

次は,炒った豆の皮をむく作業でした。

ふるいにかけて,細かい皮を取り除いたら,いよいよ味付けです。

ここからは企業秘密となりますので,詳しくは言えませんが,黒砂糖などと絡めていきます。

ついに完成しました!

試食タイムです。

美味しすぎて手が止まりません。

できたては,やっぱり違います!

最後に,袋詰め作業もさせていただきました。

子供たち全員が,全工程を体験させていただけるなんて,なんて幸せなことでしょうか。

今年の落花生の学習は,郷土教育,食育,人権教育,消費者教育・・・と,いろいろな目的があったと思いますが,多くの方々に御協力いただき,大変意義深く,そして充実した学習となりました。ただただ感謝しかありません。

きぼう館の皆様,本当にお世話になりました。ありがとうございました。