いのちについて学びました

市民会館で「いのちの授業」が実施され,高学年の子供たちが参加しました。

命の誕生までの過程を,母体の仕組みや体の変化,母親の身体的な負担など,実演を交えながら丁寧に教えていただきました。

お腹の中からこの世に生まれるまでの様子や赤ちゃんの体の動きも見せていただきました。5年生のNさんが,本校の代表として赤ちゃん人形を抱っこした感想をしっかりと話していました。

その後,助産師さんからのメッセージを聞きました。

受講後のアンケートで5・6年生の全員が,受講した前と後では気持に変化があったと回答していました。

○ 子供たちの感想

「いのちの授業を受けて,自分の命を大切にしようと思いました。」お母さんががんばって産んでくれた命なので,大切にしていきたいと思いました。近くに自殺しそうな人がいたら全力で止めたいです。」

「わたしは,きせき的にうまれてきたから,決して「自分はどうして産まれてきたんだろう」とか,「自分はいらない子なんだ」と思ってはいけないということを感じました。」

「いのちの授業を受けて,自分やみんなのいのちは,たくさんの人とつながっていて,そのつながりがと切れないように守っていくべきだと思いました。そして,いのちは大切なもので,尊重していきたいと思いました。」

「生きているだけで100点満点」という言葉が心に残ったという子もいました。自分のいのちを大切にして,周りの人と支え合いながら人生を歩んでほしいなと思います。

 

 

研究公開を実施しました!

11月30日(火)に,西之表市の研究指定を受け,複式指導におけるR算数の研究公開を実施しました。島内から26名の先生方が来校されました。

研修担当のI先生が2年間の研究について発表しました。

研究主題は「自ら考え,ともに学び合う児童の育成~算数科の指導を通して~」です。

たくさんの先生に囲まれて緊張気味・・・。

公開授業は,5・6年生。5年は,三角形の面積の求め方を考える学習,6年は,中心が図形の中にあるときの拡大図と縮図の掻き方を考える学習でした。

担任のM先生が,6年生の学習を進めている間,5年生は自分たちで学習を進め,ガイド役のSさんがリードしていきます。

6年生は,拡大図のかき方の見通しを立てた後,早速作業に入ります。

その後,6年生はロイロノートで撮影した画像を見ながらどのようにかいたのか確認し合いました。かけた図形が何故2倍の拡大図と言えるのかについても話し合いました。

5年生は,三角形をどのように加工したのか話し合いました。友達の考えを説明することで考えがどんどん深まります。

5年生は,先生が子供たちの話を聞いたあとで,他の考え方がかかれた図を提示し,どのように加工したのか話し合いました。

最後は,「もう,公式まで考えようか?」という声も・・・。さすがです。

下校するときの表情は,自信に満ちあふれていました。

授業研究会でも,活発な意見交換がなされました。

今回は,各グループで話し合ったことをホワイトボードにまとめてもらって,黒板に貼り共有しました。

最後に,西之表市教育委員会の先生方に指導助言及び指導講話をいただきました。

先生方のアンケートには,

「練り上げの時間を充実させるために,見通しや振り返りの時間も大切にされていて,とても勉強になりました。明日からの授業に生かしていきたいと思います。」

「少人数のガイド学習は,一斉授業でも使えると改めて感じました。」

「ありがとうございました。実際にすぐ実践できるようなことばかりで,大変勉強になりました。学校に帰ってから,学年,学校全体で本日の研究を共有・実践していきたいと思います。」

などなど,たくさんの感想が寄せられました。本校でも,これまで以上に「自ら考えともに学び合う子供たち」を育てることを目指して研究を進めて参りたいと思います。

ありがとうございました。

 

集落支援だよりが更新されました!

集落支援だよりNo.52です。

今から30年以上前,上西小学校校庭や伊勢神社の周辺に立派なアスレチックがあったことについて書かれています。ぜひ,お読みください。

また,執筆者のB先生が書見台も作ってくださいました。ありがとうございます。

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